CD-ROM 版インターフェース 2005 †郵便受けをチェックしたら届いていた. といっても買ったわけではなく,去年書いた原稿が収録されているので送られてきたのである. 定価を見ると 13,000 円…結構なお値段である. 1 年 12 冊分の記事が詰まっているのでこの値段になるのはわかるのだけど. 金払ったわけでもないので気にしないでおこう. で,パッケージを見ると「Windows用 CD-ROM」とあるので,まずは素直に Windows PC で中を見てみる. autorun とかの仕掛けもなく,ファイル名も RockRidge Extention や Joliet 拡張もなく,素の ISO9660 ファイルシステムのようである. 記事自体は各号ごとに pdf ファイルになっていて,acrobat reader で読むことができる. というわけで,Linux 上で mount してみると…
原因は,ファイル名. Windows では,IF200501.pdf のように「大文字+小文字拡張子」で見えているのだが,Linux 上では if200501.pdf のように「小文字+小文字拡張子」で見えている. このため,「リンク先が見付からない」ということになってしまう. まぁ,各号の pdf ファイルを直接開けば問題なく読めるのでどうでもいいのだけど. ちょっとくやしかったので,こんなスクリプトを書いてみた. #!/bin/sh cdrom=/media/cdrom for i in $cdrom/*.pdf; do l=`basename $i .pdf` u=`echo $l|tr a-z A-Z` ln -sf $cdrom/$l.pdf $u.pdf done cdrom= の行は,CD-ROM のマウントポイントを指定しましょう. で,実行すると,カレントディレクトリに「大文字.pdf」というシンボリックリンクが作成されます. このシンボリックリンク側の IF200500.pdf を acrobat reader で開けば,問題なく各号へとリンクをたどることができます. |