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RAID の弱点克服

昨日の「RAID の弱点」であるが,思ったとおりみんなビビってくれたようで嬉しい(計算した本人もビビっているのは内緒だ). 数式はともかくとして「教科書どおりの RAID じゃ使いものにならん」ということは理解してもらえたと思う.

ビビらせたままではマズいので,今日はその対策を挙げてみようと思う.

冗長性を増す

RAID1 の場合は単純に子ボリュームが 3 以上にすれば,1 ボリュームが欠損しても冗長性は保たれる.

RAID5 の場合は… 子ボリュームを追加しても残念ながら冗長性は増さない. 容量は増えるが,「1ボリューム欠損で冗長性なし」には変わりは無い.

「そういうときは RAID6」という意見は確かに正しい. が,RAID6 は RAID 論文には挙げられていない RAID レベルであり,特許の問題が絡む可能性がある. 商売として他者に提供する場合はこの点をクリアする必要がある.

全面リード

昨日のグラフで r = 1 のところでは,RAID1/5 ともに非アクセス領域の MTBF は無限大に漸近している. つまり,常日頃からボリューム全体をアクセスしていれば「再構築失敗」という悲劇は避けられることになる.

というわけで,高級な RAID 装置にはたいていこの全面リード機能が付いている.

まとめ

他にも方法があるのかもしれないが,私が知ってる再構築失敗への対策はこんなところである.


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Last-modified: 2008-02-21 (木) 02:43:56 (4354d)