ウォッチドッグタイマ †Linux では,確か結構前からウォッチドッグタイマのサポートがあります. が,使う機会がないので使ってなかったのだが,HDL-GXR ポーティング祭りの一環としていじってみました. 参考文献 †linux/Documentations/watchdog/ の下のドキュメント. カーネルの設定 †ウォッチドッグタイマのドライバは linux/drivers/watchdog にあります. HDL-GXR では「Orion5x watchdog」を有効にすれば使用することができるはずです. が,今のカーネルではコンパイルエラーで止まってしまうので,適当に直しました. こいつを当ててコンパイルしてください. ユーザランドからの使いかた †要約すると
こんなところです. 簡単な例では # ( while sleep 10; do echo; done ) >/dev/watchdog & で動かすことができます. が,これでは動いてるのかどうかわからないので,実際にリセットがかかるように動かしてみましょう. landisk:~# sleep 1000000 >/dev/watchdog ========================================= HDL-GXR series Initial boot loader Copyright (C) 2006 I-O DATA DEVICE,INC. ========================================= ** LOADER ** ** MARVELL BOARD: DB_MV88F5182_HDL_GT LE U-Boot 1.1.1 (Oct 5 2006 - 13:58:33) MV : 1.7.3 (I-O DATA 0.9(GX)) 確かにリセットがかかりました. 正しい使いかた †まぁ,上記の例のままでも「システム全体としての監視」としては用を為しているのかと思います. が,マジメに使おうとする場合は
ようにする必要があります. Gnome デスクトップ †HDL-GXR に サインはVGA と USB キーボードと USB マウスをつなぎ,X を動かしてみる. ここまでくると普通の遅いパソコンだなぁ. |