配布物 †
- http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/HDL-GXR/install_kit/
- debian etch をインストールしたディスクの tarball
- http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/HDL-GXR/source/
- 上記 tarball のソース
- debian
- debian パッケージのソース
- kernel
- linux カーネル
- busybox
- 手ビルドした busybox のソース
寄贈コード †
http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/HDL-GXR/contrib にあります.
今のところ Michael Reinsch 氏の書いた電源監視デーモンとそのハンドラがあります.
増えてきたらサブディレクトリを切って分類したいと思いますが,増えるかどうかは…
機材 †
必要な機材については ../道具 ページを参照のこと.
HDL-GXR の機能に未練がある場合は,内蔵 HDD とは別の HDD にインストールし,交換することをおすすめします.
元の HDD に戻せば HDL-GXR の機能も復活します(ただし,分解してしまったのでメーカ保証外になってしまいますが).
使い方 †
- 適当な容量の SATA ハードディスクを用意します.
- SATA ハードディスクを SATA-USB アダプタで別の Linux PC に接続します.
以下,この HDD を /dev/sda として説明します.環境に応じて適宜読み替えてください.
- パーティションを切り,フォーマットします.
パーティションは PC/AT パーティションテーブルで,Linux の fdisk で設定します.
パーティション番号 | マウントポイント | ファイルシステム | 容量 | フォーマット方法 |
1 | /boot | ext2 | 128MBぐらい | mke2fs /dev/sda1 |
2 | / | ext3 | 20GBぐらい | mke2fs -j /dev/sda2 |
3 | (swap) | swap | 1GBぐらい | mkswap /dev/sda3 |
なお,ブートローダ側では boot フラグは見てないので,設定は不要です.
- tarball を展開します.
# mkdir mnt # カレントディレクトリにマウントポイントを作成
# mount /dev/sda1 mnt
# cd mnt
# tar pzxvf どこか/sda1.tar.gz
# cd ..
# umount mnt
# mount /dev/sda2 mnt
# cd mnt
# tar pzxvf どこか/sda2.tar.gz
# cd ..
# umount mnt
- HDD を Linux PC から取り外し,HDL-GXR に接続します
- シリアルケーブル(SERIAL-KIT もしくは相当品)があれば接続しておきます
- PC のターミナルソフト(Linux なら cu, minicom など/Windows ならハイパーターミナル, TeraTerm など)を起動します
- 通信パラメータは 115200 bps, 8bit, non-parity, no flow control です
- HDL-GXR の電源を入れます
- 「ピー」音が鳴り,STATUS LED が点滅→点灯で起動完了です
- とりあえず一安心してください

- シリアルポートに login: プロンプトが現れるので,ログインしてみましょう
- あとは自分の好みにカスタマイズしてください
- シャットダウン手順は
- コマンドラインから poweroff (root 権限が必要)
- POWER ボタンを長押し
なお,SERIAL-KIT が無い場合は,ネットワークから telnet で入ることもできます.
- IPアドレス
- 192.168.1.200
- ネットマスク
- 255.255.255.0
- ポート番号
- 23
接続すると直ちに root のシェルプロンプトが現れます.
注意 †
上記説明でわかると思いますが,セキュリティ的にはあっぱっぱです.
- root パスワードを設定して
- telnetd が起動しないように
- /etc/rc.local で起動しているので,該当部分を削除してください.
リリース履歴 †
版 | 年月日 | 変更内容 |
01 | 2007/09/29 | 新規リリース |