*RawHide にアップデート [#a43afbb0]
OpenBlockS の環境も RawHide (開発版)にアップデートする.
(というか,PPC は開発版しかないんだけど).

で,悪戦苦闘の日々は始まったのであった.

**imapd はいずこ [#o2e96b10]
uw-imapd が無くなっていて代わりに cyrus-imapd が鎮座している.
ホームディレクトリ以下にある mh フォルダを imap のストア先にしていたので,cyrus-imapd ではちと困るのである.

まぁ,確かに uw-imapd は「素人にはオススメできない」パッケージではある.
というのも

-さんざんセキュリティホールで騒がれた実績がある
-ホームディレクトリ以下全てが imap でまる見えなので
--Outlook Express なんかのように,全フォルダをスキャンするクライアントだと,エライことになる
--やはりセキュリティ(という以前に,ファイルの安全性)に問題がある

というわけで,まぁ,設定は面倒でも cyrus-imapd のほうがおすすめなのかもしれない.

が,SRPM のほうは残っていたので,こいつで build してインストール.

しかし,これはまだ「序の口」なのでありました.

**fetchmail が動かない [#b75deb49]
さて,私のメイル環境なのだけど

+プロバイダの pop サーバのメイルを
+fetchmail で定期的に取ってきて
+ローカルのメイル配送(postfix)に投げて
+imapd で眺める

という感じである.

で,imapd が動いたので安心してたのも束の間,今度は inbox にメイルが届いてない.
pop サーバの mailbox を直接覗いてみると,メイルが溜っている.
fetchmail がうまく動作してないらしい.
ps x を取ってみると,動きっぱなしの fetchmail プロセスがいる.

とりあえず,このプロセスを kill し,cron job も一時停止させる.
そして,コマンドラインから fetchmail を実行してみる.
すると…

 $ fetchmail -vvv
 fetchmail: 6.2.5 は xxx.xx.xxxx.ne.jp とプロトコル POP3 を用いて 2004年04月24日
 04時42分39秒 に交信しています。交信が開始されました。
 fetchmail: POP3< +OK QPOP (version 2.53) at xxxxxxx starting.  
 fetchmail: POP3> CAPA
 fetchmail: POP3< -ERR Unknown command: "capa".
 fetchmail: Unknown command: "capa".
 fetchmail: Repoll immediately on xxx@xxxxx.xxxx.ne.jp
 fetchmail: POP3< +OK QPOP (version 2.53) at xxxxxxx starting.  
 fetchmail: POP3> CAPA
 fetchmail: POP3< -ERR Unknown command: "capa".
 fetchmail: Unknown command: "capa".
 fetchmail: Repoll immediately on xxx@xxxxxx.xxxx.ne.jp
 …
 (注: プライバシー保護のため,音声は一部変えてあります)

うーむ.
pop3 のセッションで「capa コマンドを発行」「失敗」を,延々と繰り返しているようである.
試しに pop サーバと手でお話してみると

 $ telnet xxx.xx.xxxx.ne.jp pop3
 Trying 999.999.999.999...
 Connected to xxx.xx.xxxx.ne.jp (999.999.999.999).
 Escape character is '^]'.
 +OK QPOP (version 2.53) at xxxxxxx starting.  
 capa
 -ERR Unknown command: "capa".
 quit
 +OK Pop server at xxxxxxx signing off.
 Connection closed by foreign host.

やはりその通り.
プロバイダの pop サーバは,capa コマンドに対しては,エラーステータスを返すようである.

そこで,ぐーぐる大明神にお伺いをたてることにする.
すると

-capa に対し -ERR を返すのはヘタレの pop サーバであり
-設定に `auth password' という呪文を追加すると,回避できる

というご託宣が下りた.

プロバイダの pop サーバはヘタレといわれようがどうしようもないので,auth password で回避を試みる.
が,やはり状況は変わらず.
「capa コマンドの発行」「失敗」を繰り返している.

んー,どこかでエンバグされたのかしらん.

**gdb でさらにドツボ [#l9b3fd3b]
とりあえず,SRPM ファイルを get して,rpmbuild -bp してみる.
で,ソースを覗いてみる.
が,これを読んで追っていく根性もないので,とりあえずコンパイルし,gdb で追うことにする.

 $ gdb hoge
 GNU gdb 5.0
 Copyright 2000 Free Software Foundation, Inc.
 GDB is free software, covered by the GNU General Public License, and you are
 welcome to change it and/or distribute copies of it under certain conditions.
 Type "show copying" to see the conditions.
 There is absolutely no warranty for GDB.  Type "show warranty" for details.
 This GDB was configured as "ppc-redhat-linux"...Dwarf Error: Cannot handle
 DW_FORM_strp in DWARF reader.
 
 (gdb) list
 No symbol table is loaded.  Use the "file" command.
 (gdb) quit

うげ,デバッグ用のシンボルテーブルが読み込めていない.
readelf コマンドで見てみると,確かにデバッグ用のシンボルテーブルらしきセクションはある.

試しに hello,world プログラムを -g オプションでコンパイルし,gdb に読み込ませてみるが,結果は一緒.
プログラミングの三種の神器の1つであるデバッガが使えないのは痛い.

結局 VineSeed から SRPM を get し,リビルドしてしまいました.
軟弱な坊やである.

*本日のツッコミ [#i9c09fe0]

#comment

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS