* JavaScript コンソール [#lc5fa7cb]

この度,ブラウザ上で JavaScript プログラムを簡易に開発するための環境として「JavaScript コンソール」を開発しましたので,ここに発表致します.

製品画面イメージを以下に示します.((画像は開発中のものであり,製品版とは異なる場合があります.))

#ref(jsconsole.png,center,50%,製品画面イメージ)


** 特徴 [#t2ac7c17]

従来の JavaScript プログラム開発は,
> エディタで編集 → ブラウザにロード → 修正 → …
というサイクルを繰り返すことが必要でした.

本環境では,ターゲットプログラムの出力をテキストエリアへの文字情報に制限することにより,プログラムの編集から実行までを web ブラウザ画面で行うことが可能となりました.

** 動作モード [#q354d44d]
本製品の動作モードは
- 編集モード
- コマンドラインモード
- 実行モード

の3モードがあります.

各モード間の遷移は下図のようになります.

             − exit コマンド →                      − run コマンド →
 編集モード                      コマンドラインモード                    実行モード
             ← edit コマンド −                      ←プログラム終了−

** 各部の説明 [#m5ae312a]

#ref(jsconsole_desc.png,center,50%,各部説明)

*** 1. ステータス表示行 [#c2c8bb0f]

動作モードを表示する行で,
:edit|編集モード
:command|コマンドラインモード
:run|プログラム実行モード

を表します.

*** 2. 出力テキストエリア [#c8e5a62e]
プログラムの実行結果を出力するエリアです.
編集モードではこのエリアにプログラムを入力します.
その他のモードでも,本エリアへの入力や編集ができることもありますが,開発環境への指示とはなりません.

*** 3. コマンド入力行 [#ie635e81]
コマンドラインモードでは,ここにコマンドを入力することにより,指示を与えます.
編集モードでは,編集モードを終了する「exit」コマンドのみを受け付けます.

なお,コマンドライン入力では,簡易的な補完機能があります.
例えば,本来は
 list()
と入力すべきところに
 list
と入力しても,省略した括弧を補完してコマンドを実行します.

なお,この補完機能はコマンドラインのみで働きます.
従って,プログラム中では括弧を省略することはできません.

** 拡張コマンド [#sa29021f]

本製品はブラウザの JavaScript (以下,プラットフォーム JavaScript)上で動作しております.
開発するプログラム内において,プラットフォーム JavaScript の関数を利用することが可能です.

これに加え,開発環境の操作やリソースへのアクセスのためのコマンドを拡張しています.

拡張コマンドの一覧を下表に示します.

|コマンド名|コマンドライン|プログラム|コマンド説明|h
|run|○|×|ターゲットプログラムの実行|
|list|○|○|ターゲットプログラムの表示|
|edit|○|×|ターゲットプログラムの編集|
|newp|○|○|ターゲットプログラムの消去|
|help|○|○|拡張コマンドのヘルプメッセージの表示|
|print|○|○|出力テキストエリアへの出力|
|cls|○|○|出力テキストエリアの表示内容の消去|
|width|○|○|出力テキストエリアの桁数・行数の変更|
|color|○|○|出力テキストエリアの前景色・背景色の変更|
|prompt|○|○|プロンプトの変更|
|files|○|○|退避領域にあるファイルの一覧|
|load|○|×|退避領域のファイルをプログラム領域に読み込む|
|save|○|○|プログラムを退避領域に書き込む|
|kill|○|○|退避領域のファイルを削除|

*** run [#t7b3b9df]
:概要|プログラムの実行
:つかいかた|run()
:使用可能|コマンドモード
:説明|
メモリ上にあるプログラムを実行します.
起動直後はプログラムが無いので,run コマンドを実行しても何も起こりません.

*** list [#m9fbb5d0]
:概要|プログラムの表示
:つかいかた|list()
:使用可能|コマンドモード,プログラム
:説明|
メモリ上のプログラムを出力テキストエリアに表示します.
このコマンドではプログラムを表示するのみで,表示したプログラムを編集することはできません.
プログラムを編集するには,edit コマンドを使用してください.

*** edit [#q4d5b2dd]
:概要|プログラムの編集
:つかいかた|edit()
:使用可能|コマンドモード
:説明|
このコマンドを実行すると,出力テキストエリアでプログラムの編集を行うことができます.
編集を終了するには,コマンド入力行で exit と入力してください.

*** newp [#f67f5908]
:概要|プログラムの消去
:つかいかた|newp()
:使用可能|コマンドモード,プログラム
:説明|
メモリ上にあるプログラムを消去します.
new でない理由はわかりますね.

*** help [#keca28dc]
:概要|拡張コマンドの使い方の表示
:つかいかた|help([コマンド名])
:使用可能|コマンドモード,プログラム
:説明|
引数を省略した場合は,拡張コマンドの一覧を表示します.
引数を指定した場合は,指定したコマンドのヘルプメッセージを表示します.

*** print [#v1fb99a7]
:概要|引数の表示
:つかいかた|print(変数 [,変数[,変数...]])
:使用可能|コマンドモード, プログラム
:説明|
引数に指定された変数を画面に出力します.
引数は複数指定することができます.

*** cls [#edd5263b]
:概要|出力テキストエリアのクリア
:つかいかた|cls()
:使用可能|コマンドモード, プログラム
:説明|
出力テキストエリアを消去します.

*** width [#t72aa922]
:概要|画面の桁数・行数の変更
:つかいかた|width(桁数[,行数])
:使用可能|コマンドモード,プログラム
:説明|
画面の桁数と行数を変更します.
行数は省略可能です.
コマンド名から想像される動作と異なるかもしれません.

*** color [#a534a2cf]
:概要|出力テキストエリアの前景色・背景色の変更
:つかいかた|color(前景色[,背景色])
:説明|
出力テキストエリアの前景色と背景色を変更します.
背景色の指定は省略可能です.
色は数値で指定します.
::0|黒
::1|青
::2|赤
::3|紫
::4|緑
::5|空色
::6|黄色
::7|白

8〜15 は,0〜7 の暗い色となります.
このコマンドも,想像される動作とは微妙に異なるかもしれません.

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