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* 配布物 [#de7176e3]
:http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/HDL-GXR/install_kit/|debian etch をインストールしたディスクの tarball
-- sda1.tar.gz
-- sda2.tar.gz
:http://jr0bak.homelinux.net/~imai/linux/HDL-GXR/source/|上記 tarball のソース
::debian|debian パッケージのソース
::kernel|linux カーネル
::busybox|手ビルドした busybox のソース
* 機材 [#q3a8d69c]
必要な機材については [[../道具]] ページを参照のこと.
HDL-GXR の機能に未練がある場合は,内蔵 HDD とは別の HDD にインストールし,交換することをおすすめします.
元の HDD に戻せば HDL-GXR の機能も復活します(ただし,分解してしまったのでメーカ保証外になってしまいますが).
* 使い方 [#o622ae78]
+ 適当な容量の SATA ハードディスクを用意します.
+ SATA ハードディスクを SATA-USB アダプタで別の Linux PC に接続します.~
以下,この HDD を /dev/sda として説明します.環境に応じて適宜読み替えてください.
+ パーティションを切り,フォーマットします.
|パーティション番号|ファイルシステム|容量|フォーマット方法|h
|1|ext2|128MBぐらい|mke2fs /dev/sda1|
|2|ext3|20GBぐらい|mke2fs -j /dev/sda2|
|3|swap|1GBぐらい|mkswap /dev/sda3|
パーティションは PC/AT パーティションテーブルで,Linux の fdisk で設定します.
|パーティション番号|マウントポイント|ファイルシステム|容量|フォーマット方法|h
|1|/boot|ext2|128MBぐらい|mke2fs /dev/sda1|
|2|/ |ext3|20GBぐらい|mke2fs -j /dev/sda2|
|3|(swap)|swap|1GBぐらい|mkswap /dev/sda3|
なお,ブートローダ側では boot フラグは見てないので,設定は不要です.
+ tarball を展開します.
# mkdir mnt # カレントディレクトリにマウントポイントを作成
# mount /dev/sda1 mnt
# cd mnt
# tar pzxvf どこか/sda1.tar.gz
# cd ..
# umount mnt
# mount /dev/sda2 mnt
# cd mnt
# tar pzxvf どこか/sda2.tar.gz
# cd ..
# umount mnt
+ HDD を Linux PC から取り外し,HDL-GXR に接続します
+ シリアルケーブル(SERIAL-KIT もしくは相当品)があれば接続しておきます
+ PC のターミナルソフト(Linux なら cu, minicom など/Windows ならハイパーターミナル, TeraTerm など)を起動します
-- 通信パラメータは 115200 bps, 8bit, non-parity, no flow control です
+ HDL-GXR の電源を入れます
+ 「ピー」音が鳴り,STATUS LED が点滅→点灯で起動完了です
-- とりあえず一安心してください :)
+ シリアルポートに login: プロンプトが現れるので,ログインしてみましょう
-- ユーザは root, パスワードは空です.
+ あとは自分の好みにカスタマイズしてください
+ シャットダウン手順は
-- コマンドラインから poweroff (root 権限が必要)
-- POWER ボタンを長押し
--- STATUS ボタンが点滅し,電源が切れます
なお,SERIAL-KIT が無い場合は,ネットワークから telnet で入ることもできます.
:IPアドレス|192.168.1.200
:ネットマスク|255.255.255.0
:ポート番号|23
接続すると直ちに root のシェルプロンプトが現れます.
* 注意 [#b0fc0c22]
- 上記説明でわかると思いますが,セキュリティ的にはあっぱっぱです.
-- root パスワードを設定して
-- telnetd が起動しないように
--- /etc/rc.local で起動しています
上記説明でわかると思いますが,セキュリティ的にはあっぱっぱです.
- root パスワードを設定して
- telnetd が起動しないように
-- /etc/rc.local で起動しているので,該当部分を削除してください.
* リリース履歴 [#u06e479f]
|CENTER:版|CENTER:年月日|CENTER:変更内容|h
|01|2007/09/29|新規リリース|