* パフォーマンスシミュレーション [#j7810edd] 中古の [http://www.sony.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-C1VJ/ VAIO C1VJ] に少し心ときめいたので,「パフォーマンスはどんなもんだろ」と検討してみる. [http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-U3/ VAIO U3] が手元にあるので,これでシミュレーションをしてみた. OS はもちろん Linux である. ** メモリ [#abecb330] U3 は 256 MB, C1VJ は 128 MB なので,カーネルコマンドラインに mem=128M と書き加えて起動. free コマンドでメモリを確認すると,ちゃんとメモリ 128MB として起動されている. ここまでは思惑どおり. free コマンドでメモリを確認する. # free total used free shared buffers cached Mem: 126344 118988 7356 0 668 43064 -/+ buffers/cache: 75256 51088 Swap: 995944 20196 975748 ** CPU クロック [#n19c5a3d] ちゃんとメモリ 128MB として起動しているようである. おっけー. ** CPU クロック [#b7e24319] VAIO U3 も CPU は Crusoe である. そこで longrun コマンドを使って CPU クロックを設定する. まずは,最初の設定. # longrun -p LongRun: 有効 LongRun 発熱低減拡張 (LTX): 非活性 現在のパフォーマンス ウインド: 0 から 100 現在のパフォーマンスレベル: 36 LongRun フラグ: パフォーマンス パフォーマンスは最大になっている. 設定テーブルを表示させてみる. # longrun -l # % MHz Volts usage SDR DDR PCI 0 300 0.950 0.159 100 75 33 36 533 1.100 0.379 133 106 33 57 667 1.200 0.565 133 111 33 78 800 1.250 0.735 133 114 33 100 933 1.350 1.000 133 116 33 36 % の設定値でクロックは533 MHz になるそうである. というわけで,設定.そして確認. # longrun -s 0 36 JR0BAK-U3:~# longrun -p LongRun: 有効 LongRun 発熱低減拡張 (LTX): 非活性 現在のパフォーマンス ウインド: 0 から 36 現在のパフォーマンスレベル: 36 LongRun フラグ: パフォーマンス 設定できてるようである. ** 使ってみる [#xf79556d] 実際に使ってみる. やはりメモリが少ないので,firefox の起動はディスクアクセスが多いようである. が,まあまあ許容範囲かな. ためしに [http://www.youtube.com/watch?v=JS0CxKuocsE YouTube の動画]を再生してみる. …コマ落ちが激しい. 半分ぐらいのフレームレートか. 動画再生中に # longrun -s 0 100 と実行してパフォーマンスを最大に戻してやると,その場でコマ落ちが無くなる. 「やっぱり Crusoe ってクロックをリアルタイムに制御できるんだな」ということを実感できるひとときであった. それはさておき,総合的な評価としては > ビミョー とう感じかなぁ.