* [http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080919mog00m200053000c.html?inb=rs イキガミ:星新一さんの著作に類似? 遺族が抗議 出版の小学館は反論(毎日jp)] [#lfc0a485]

要するに「イキガミ」が星新一の短編「生活維持省」をパクってるのではないか,という話.

- [http://hoshishinichi.com/ikigami/index.html 漫画「イキガミ」について] (星新一公式サイト)~
星マリナさんの質問状
- [http://hoshishinichi.com/ikigami/shogakukan.html 星マリナさんの『イキガミ』に対するお尋ねについて](星新一公式サイト)~
上記に対する小学館の回答

イキガミのほうはヤングサンデーでの連載当初から読んでいるし,今週のビッグコミックスピリッツ掲載分もさっき読んだところである.
「[http://hoshishinichi.com/ikigami/seikatsuijisho.html 生活維持省]」自体も星新一のサイトで公開されてるので読んでみたけど
> 舞台設定が似てないこともないけど,盗作とは言えんだろう

と言うのがオレの感想.
「読んでない」「似ているのは偶然の一致だ」と言われてしまえばそれまでのような気がする.
「明らかにここはパクっている」というところも無いし.

ただ,「生活維持省」の話の作りの方から見ると,言い分も無いことは無い.
この作品は,われわれの日常と少し違う世界を淡々と描いていき,最後にその「ズレ」が分かってアッ,という,作りの話である.
つまり,舞台設定自体が話の柱なのである.
確かに同じネタで書かれた話があったら,それは問題だろう.

が,「イキガミ」のほうは,メインはいわゆる人間ドラマのほうであり,舞台設定は舞台設定に過ぎない.
現に設定は話の最初で説明されていて,最後に分かって「アッ」ということはない.
「生活維持省」のメインディッシュが「イキガミ」では付け合わせの温野菜なのである.

あと,「一定数の国民を殺す国の機関」という発想自体も,現代においてはそれほど珍奇なネタでもないと思うんだよなぁ.
「生活維持省」の書かれた,日本の SF 黎明期ならともかくとして.

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