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debian のインストール

*基本的には [#d08b8f6c]
http://www.mizore.jp/wiki/index.php?LANDISK%2Finstall-debian の手順で行けます.

以下,ヒネリを入れた部分のみ.

*パーティション [#n383d0ef]
[[../sh-lilo]] にも書いたように,カーネルコマンドラインは sh-lilo にハードコーディングされていて,lilo.conf でいじることができません.

というわけで,そのハードコーディング部分を変更して,再コンパイル.

 if (serial_type () == 0)
   //cmdline = string_set (cmdline, "console=ttySC1,115200");
   cmdline = string_set (cmdline, "root=/dev/hda3 console=ttySC0,115200");
 else
   //cmdline = string_set (cmdline, "console=ttySC1,115200");
   cmdline = string_set (cmdline, "root=/dev/hda3 console=ttySC1,115200");

~// でコメントアウトしてある部分がオリジナル行.

これで,自由にパーティションを切ることができますね.

 # fdisk -l
  
 Disk /dev/hda: 255 heads, 63 sectors, 20023 cylinders
 Units = cylinders of 16065 * 512 bytes
 
    Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/hda1             1         9     72261   83  Linux
 /dev/hda2            10        72    506047+  82  Linux swap
 /dev/hda3            73     20023 160256407+  83  Linux

:/dev/hda1|/boot
:/dev/hda2|スワップ
:/dev/hda3|/

としてみました.

まぁ,ハードディスク上の順番とパーティション番号が合っていなくても問題はないので,sh-lilo をいじらなくても問題はないのだけどね.

*telnetd [#q4bc3910]
シリアルの改造をやっていないので,そのまま debian のイメージを入れただけだと,外からは手も足も出なくなってしまいます.
というわけで,[[../telnetd]] を仕込んで外からいじれるようにしてやります.

手順は,[[../telnetd]] で LANDISK ユーザランドに仕込んだ時と基本的には同じ.

+busybox を /usr/sbin/telnetd という名前でコピーします.
+/etc/inittab に
 1:12345:respawn:/usr/sbin/telnetd -p 8023
という行を加えてあげます.
まぁ,well known の 23 番でも問題はないのだけど,こちらには後で普通の telnetd を仕込もうかと思ってるので.

*困ったときは [#yb1406e2]
というか,実は私が困ってたのだけど :)

**busybox 版 telnetd が上がってきてくれない [#c082ace9]
ポカやってて悩みました.

25 番ポートに telnet してみると,exim が応答してくれてるので,ユーザランドは起動しているようです.

この状態で LANDISK からメッセージを得るのに syslog のリモートロギング機能を使ってみました.

+ターゲットの /etc/syslog.conf を以下のように書き換える.
192.168.0.xxx は,母艦マシンの IP アドレス.
 *.* @192.168.0.xxx
+母艦マシンでは,syslogd のオプションに -r を付けて再起動.~
大抵のディストロでは,デフォルトではリモートロギングは受け付けないようになってるようです.

これでターゲットの syslog は読めるようになったのですが,ターゲットから任意の箇所でメッセージを送るには logger コマンドを使用します.

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