現在の録画環境 †スカパー!HD への移行に伴って,録画環境をいろいろいじってきたのだけど,ようやく落ち着いてきた. 今のところは以下のようなフローになっている. スカパー --(D端子)--> 録画 PC --(LAN)--> Linux --(LAN)--> トランスコード チューナー PC PC スカパーチューナー †スカパー!HD 対応チューナーに買い替え. スカパー!HD チューナーはソニーのものとスカパー!ブランドのものの2種類がある. ソニーのほうは,ググって見る限り,ユーザの評判はよろしくない. が,敢えてこっちを購入. ソニーのほうには地デジチューナーが付いてないのがその理由. 2011 年を機に地上波から足を洗おうか,と考えていたりする. 録画 PC †トランスコード PC のマザーをグレードアップして,余ったマザーと,余っていたケースを使用. マザーボードのドミノ移植である. キャプチャカードは I-O DATA の GV-D4VR を使用. もちろん,この処置も施してある. また,付属の録画ソフトのアップデートも I-O のサイトで公開されているので,これも適用する. ビデオキャプチャの設定は以下の通り.
録画ファイルは xxx.m2ts の拡張子で保存される. Linux PC †録画したファイルを Linux PC へ転送し,TS → PS 変換してやる. 最初はキャプチャ時に .mpg 形式で保存していたのだが,どのソフトでも読み込めないファイルができたりすることがあったりなかったり,で,どうも動作が安定しない. というわけで
ということにした. PS → TS の変換には ffmpeg を使用する. Windows 上でも携帯動画変換君で ffmpeg を使用できる. が,このソフトに同梱されている ffmpeg のバージョンが古いようで,変換後のファイルもやはり使えたり,使えなかったりで安定しない. 一方,Linux (Debian squeeze)上での ffmpeg では,今のところ TS → PS 変換でしくじるような現象は起きていない. まぁ,あんまり戦ってもしょうがないので,ここは素直に Linux マシンを利用することにする. ちなみに,ffmpeg のコマンドラインは $ ffmpeg -i foo.m2ts -f dvd -vcodec copy -acodec copy foo.mpg となる. なお,ここでの処理はファイル形式の変換のみで,再エンコードは行っていない. というわけで,画質の劣化は生じない. トランスコード PC †録画した生データはかさばるので,再エンコードして,H.264 形式で保存することにしている. エンコードには TMPGEnc Express を使用. で,最終形態の H.264 ファイルであるが,Windows XP には標準で codec が入っていない. QuickTime でも再生できないことはないようだけど,一部のフォーマットにしか対応していないので,できれば別の codec をインストールしたほうがいい. 私は CCCP を使用しているが,他にも類似の codec pack があるようなので,そちらを利用してもいいと思う. |