自炊に向いている本,向いてない本

ここで言う「自炊」は,書籍のスキャンのことです.

機材を買ってから 100 冊はスキャンしたでしょうか. その過程で気づいたことなのだけど

最初から順番に読む本は自炊に向いている

逆に

途中をつまみ読みする本は向いていない

と言えると思います.

最初から順番に読む本

小説・エッセイなんかがこれに当たります. マンガもそうですね.

タブレット端末で読む場合,これらの本は,割とストレス無く読めると思います.

途中をつまみ読みする本

受験参考書なんかがこれに当たります. ハウツー本や,「なんちゃら言語 プログラミング入門」みたいな本もそうですね.

タブレット端末のビューアの場合,どうしても「目印をつける」「目印を付けたところにジャンプ」というのが億劫です. そもそも「目印」での文字入力自体がめんどくさい.

こういう本は,タブレット端末上では専用アプリのような形のほうがいいのかもしれません.

もちろん

「小説が順番に読まれる」というのも時と場合によるでしょう.

例えば「○○という作家についての伝記を書く」ような場合は小説本を資料として扱う必要があるので,「つまみ読み」することになりますね. (仕事の一環でスキャンをする場合は著作権者の許可が必要になるけど,ここは「例え」としての話,ということで.) 逆に「なんちゃら言語入門」でも,内容が古くなったもので普段は使わないものならスキャンして保存するのもいいのかもしれません.


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Last-modified: 2013-01-19 (土) 06:36:16 (4138d)