iVDR-S アダプタを試す その2

前回に引き続き,iVDR-S メディアを PC 接続するアダプタの I-O DATA RHDM-US/EXP をいじってみた話.

TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4 での制限

前回の日記を書いた後もいろいろいじっていたのだけれど,iVDR-S ファイル編集ではさまざまな制限がかかっているようだ.

ファイル分割ができない

まず,いちばん困る制限はこれ.

スカパーあたりだと,1つの番組枠で複数話を連続して放送することがよくある. そういう場合はファイルを分割して1話ごとに分けたくなる.

が,これができない. 編集画面ではファイル分割ボタンは有効で画面上は分割点で色分けされてるけれど,出力は分割されず,単なるチャプターとして処理されているようだ.

iVDR-S での制限なのか,何か仕様上の問題があるのかよくわからないのだけれど. 録画ファイルの取り回しをいろいろ考えると,ここで分割できないのはかなり痛い.

音声トラックの追加・削除

iVDR モードではこの機能も封印されている.

まぁ,使うとしたら

  • 同じ番組で字幕版と2ヶ国語版が放送されていて,2つ保存するのも邪魔なので,1つのファイルに合成したい
  • 音声ストリームが2本あるけど,両方とも同じ内容
    • 海外の番組が多いチャンネルだとよくある

というような場合なので,使う場面はかなり限られると思うけどね.

番組ファイルのムーブ

contents_op.png

で,編集し終わった番組ファイルは,iVDR-S Media Server 設定ツールの画面で別の DTCP-IP 機器にムーブすることができる.

この場合は,転送元の機器から番組ファイルを押し出す操作になるので,ムーブを受け付ける DTCP-IP 機器なら特に問題は無いようだ.

つづくかも

まだまだ書くことありそうな雰囲気なので,つづくかも.


添付ファイル: filecontents_op.png 596件 [詳細]

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Last-modified: 2013-08-03 (土) 04:04:26 (3942d)