LC並列共振回路 †買ったバーアンテナを使って LC 並列共振回路を組み,オシロを使って共振現象を観察してみました. 測定回路 †測定回路はこんな感じです.
素子の公称値から求められる共振周波数は fo = 1 / ( 2π√(LC) ) = 42.5 kHz となります. 回路を組む †回路を組んでみます. ループコイルはブレッドボード用のワイヤを適当に丸めて作りました. 結果 †上の写真は,SG で 10 kHz 〜 100 kHz を 9 秒でスイープしたときのものです. 画面の上がループコイルの電圧(V1),下が共振回路の電圧(V2)です. ループコイルのリアクタンスが周波数によって変化するため,スイープ電圧があまり安定してません. が,スイープ開始のタイミングがオシロ画面で分かるので,これはこれでいいのかな. で,共振回路側ですが,だいたい 46 kHz あたりで共振していることがわかります. 今度の写真は,40 kHz 〜 50 kHz を 10 秒かけてスイープしたものです. 共振のピークは 47 kHz あたりだということがわかりますね. バーアンテナのインダクタンス †
を fo = 1 / (2π√(LC)) の式に当てはめると L = 1 / ( C(2πfo)^2 ) = 294 uH となります.公称値よりも小さめの値です. |