パッチ本体より説明の方が長いぜぃ.

対象

pukiwiki1.4.3

配布条件

PukiWiki のライセンス (GPL) に準じます.

実現する機能

読み出しと編集の,認証対象の指定方法を拡張します. 「デフォルト拒否で明示的許可」ロジックでの設定を容易にします.

オリジナルの認証の設定は,マッチパターンリストにより,

ページ ---> マッチパターンリスト --(アンマッチ)--> 無認証
                     |
                  (マッチ)
                     |
                     V
                http BASIC 認証

という流れで認証の有無を設定しています. この場合,「ほとんどのページは認証ありで,一部のページだけ認証なし」という設定を行おうとすると,マッチパターンリストの記述が難しくなるという問題があります.

ここでもうひとつのマッチパターンリストを用意し,

ページ ---> 無認証マッチパターン --(アンマッチ)--> 認証マッチパターン --(アンマッチ)--> 無認証
                     |                                       |
                  (マッチ)                                (マッチ)
                     |                                       |
                     V                                       V
                  無認証                               http BASIC認証

という手順で認証の有無を判定するようにします.

これにより,

  • 無認証マッチパターンリストを空にすれば,認証マッチパターンリストによる,オリジナルの「デフォルト許可・明示的拒否」ベースの指定
  • 認証マッチパターンリストに /^.*$/ (無条件マッチ) の条件を加えれば,無認証マッチパターンリストによる「デフォルト拒否・明示的許可」ベースの指定

を行うことができます.

なお,無認証マッチパターンリストは,単にマッチパターンのリストとなっています. 認証マッチパターンリストのように,対応するユーザ名は不要なので.

パッチ

$ cd pukiwiki/
$ patch < pukiwiki.1.4.3-auth.patch

で,パッチを適用します.

設定

pukiwiki.ini.php ファイルで設定します.

上記の「無認証マッチパターンリスト」は

$read_auth_grant
読み出し時
$edit_auth_grant
編集時

で指定します.

ツッコミ


コメントスパム避け.「八〇八六」を半角数字で:

添付ファイル: filepukiwiki.1.4.3-auth.patch 1310件 [詳細]

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Last-modified: 2009-12-01 (火) 21:25:22 (5282d)