OLYMPUS SZ-20 その3

デジカメを買い換えた話のつづき.

動画撮影

今まで使ってたカメラ

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オイラが動画撮影用に今までに使ってたカメラは

  • バンダイ AVMC-211ZCA
  • EXEMODE DV570

の2つ.

これらのカメラについては「日記/2009-05-16/車載動画の撮りかた カメラについて」を参照のこと.

いずれも1万円弱の値段のトイカメラで,使うには一癖も二癖もあるものだったりする.

SZ-20

SZ-20 の動画撮影機能について.

ざっと概要を書き出してみると

  • 1920x1080 フルハイビジョン
  • 29.97 fps プログレッシブ
  • ステレオ音声
  • ファイル形式は H.264 .mp4 形式
    • 音声は AAC 形式

と言ったところ.

このカメラの安売りを教えてくれた人は「60フィールドのインターレースでないのが残念」とか書いていたけれど,オイラとしては申し分ない仕様だと思う.

というのも,最近は「動画サイトへの投稿」というのもビデオ撮影での大きな用途だったりする. 多くの動画サイトではインターレースの動画には対応しておらず,そういうサイトにインターレース動画をアップすると,動きのあるところで横縞が入ったりする. というわけで,インターレースではなくプログレッシブの動画なのは妥当な仕様なのではないかな,と思う.

あと,カメラを素早く動かしても画面がヨタらないのも良い. 前述のトイカメラだと,コマごとのシャッタースピード(?)が遅いようで,例えばカメラを横に振りながら撮影したりすると四角いモノの形が菱形に写ったりする. が,このカメラではそのような現象は起きない.

あと,動画ファイル形式が(最近の)Windows で標準対応しているというのもポイントが高い. 前述の AVMC-211ZCA は motion JPEG 形式で,当時の Windows には標準ではコーデックが入ってないにも関わらずサポート CD-ROM も付いてこない,という「コンシューマ向け製品としてどうよ?」ってな仕様であった. EXEMODE DV570 のほうは Xvid 形式で,こちらはサポート CD-ROM にコーデックは付いてきたのだけれど,添付ソフト以外の動画編集ソフトではコマ飛びが起きたりした. こちらはコーデック(というか,コンテナフォーマット)に問題があったようである.

まとめ

モノを買い換える場合,どうしても今まで使ってたモノと比較をしてしまう. 古いモノが壊れてしまって買い換えるのならまだ良いのだけれど,今回のように「古くなったし,買い換えようか」という場合は,「いい買い物をした」フラグの立つ基準が上がってしまう. 「古いモノとの性能・機能の差分」が払った金に見合うか比べてしまうからである.

SZ-20 をスチルカメラとして見た場合,確かに機能・性能は上がってるんだけど,上がった分が1万円に釣り合うかと考えると…ちょっと釣り合わない. が,ムービーカメラとして見ると今まで使ってたモノよりも数段上で,これだけでも1万円の価値はある.

と,買い物に何とか納得できたところで締めたいと思う.


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Last-modified: 2011-12-23 (金) 15:31:29 (4531d)